日本酒と2

2021年02月25日 18:18

今日はお店がお休みです。前回ペアリングの個人的見解を書きました。今回別な視線で考えたいなと思います。
日本酒=酔う、一気飲みアイテム、居酒屋で飲める自慢をして潰れる、罰ゲーム、等思っている人が多いかと思います。そして輪をかけて
最近の ペアリング という日本酒マニア?酒屋の営業マン?雑誌の記者?が作り出した最大の間違いを指摘したいです。通常お酒を注文すると180ml、90ml、で提供されるところが多いです。コース料理だと前菜からスタートして5-8種類の料理が出てきます。
一種類ずつに合わせて飲むと 通常の方ですとベロベロになりますね。どんだけの量飲めとお勧めするのでしょう?最初の一、二杯なら味もわかるでしょうがそのあと後は記憶にも残らないでしょう。それと居酒屋さんで飲んでる方で 日本酒の瓶と、グラスにつがれたお酒の写真をよく見ますが 開栓して何日経ったお酒か確認してるのですかね?いくら冷蔵庫に入れても 開栓した時から酸化し始めます。古くなればなるほど超味変で不味くなります。ワインでいうとロマネであろうが、5大シャトーであろうがすぐに飲むのはそこです。私自身飲食店も長くやっていますが15年くらいニュークラブも経営していました。シャンパンも多数提供してきましたがピンドン開栓した後 ボトルキープは100%無いですね。そしてワイン、シャンパンのむお客様からもペアリングなど言われたことないですね。ブランデー飲む方には チョコレート、生ハムメロンを注文されたことありますが 不味いということに気付き 一度で終了、みたいな。それてしまいましたが お酒を飲む方にお勧めしたいのですが、近所の地酒屋さんに行きお好みの銘柄を手にし1本 720ml 3000円以上の大吟醸、純米大吟醸を飲んでみてほしいです。日本酒の概念が変わります。よくバナナ、マンゴー、ストロベリー、マスカット、メロン、の香に例える方もいますが そんなものどうでもいいのです。旨ければそんな感想が出る前に 喉をすーっと通り過ぎていきその余韻で心いっぱいになれます。本当におすすめです。

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