最近、料理人の間でも話題になる、料理が出てからの撮影会。お金払うの客なんだから自由だ!と言わればそれまでかもしれないが
最低でもその料理を大切にし おいしく食べてもらいたいお店側(特に料理人)からすると止めてほしいの一言であろう。一昔前の接待でカウンターに座り タバコ吸いながら料理に手を付けない方々と変わらない。すし屋でそれをする客は言語道断である。
料理とは
提供した時が一番おいしくなるように設計されている。その心や技法、タイミングを無視して撮影をする。いわゆるSNSであろうが
3次元で食べておいしいものを 2次元にアップして自慢したいのは どういう神経してるのであろうか?
最近では 素人の冷凍調理ばかりで運営されているお店もあるのだから仕方ないのであろうか。むしろそのような店は宣伝のためそれを推奨している。旨くないのは当然という言い訳がつくから。
それ以前に食べ物を評論するサイトもあるがろくに味覚が備わっておらず、その料理人の心知らずして一方的に非難したりする。挙句の果てに店のマナーが悪いだの難癖付ける。自分のマナーはどうなんだろうか?タバコやキシリトール系食品を食べて正確な甘味、塩味はわかるのだろうか?寿司屋のカウンターで提供された握りたてのお寿司を撮影して 本当にその寿司の旨さがわかるのだろうか?お寿司は置いて3秒で沈み始める。魚の鮮度よりもシャリの鮮度の劣化の方早い、それなりの寿司屋では本山葵を使用するがおろしてから15分くらいから辛みが抜けていく。それを考えると 置かれてすぐに食べないのならカウンターに座る必要なしである。との理由で当店では 撮影は禁止にしています。必要ないので。